12日前

家庭環境における弱教師ありデータとサウンドスケープ合成を用いた音イベント検出

{Justin Salamon, Ankit Shah, Romain Serizel, Nicolas Turpault}
家庭環境における弱教師ありデータとサウンドスケープ合成を用いた音イベント検出
要約

本論文は、DCASE 2019チャレンジのタスク4について紹介し、チャレンジの結果について初めて分析を行う。このタスクは、DCASE 2018のタスク4の続編であり、弱教師ありデータ(時間境界情報のないラベル)と、強教師ありの合成データを組み合わせて、大規模な音響イベントの検出システムを学習するものである。本論文では、昨年のデータセットの一部と、今年新たに提供された合成された強教師ありデータを組み合わせた「家庭環境音響イベント検出(Domestic Environment Sound Event Detection: DESED)」データセットについて、詳細に説明する。また、参加システムの公式評価(テスト)セットおよび開発セット、さらに複数の追加データセットにおける性能を報告する。今年度の最良システムは、F値において昨年度の優勝システムを約10ポイント上回っている。

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