要約
加工された部品は、生産コストおよび時間の削減を目的として、バリの存在を回避するなどの品質基準を満たす必要がある。本研究では、微視的なエッジ形状の分布に基づいて3種類のバリを検討する:刃物型(欠陥のない状態)、のこぎり型(許容可能な小さなスプラインが存在する状態)、バリ破損型(著しい変形により部品が使用不能となる状態)。提案手法では、各部品のエッジをバリの種類に自動分類するため、RUSTICOを用いる。実験結果により、本手法の有効性が検証され、F1スコア91.2%を達成し、特にバリ破損型を完全に識別することが可能となった。