11日前

用語化ドメインオントロジーと注目ニューラルモデルを用いた、アスペクトベースセンチメント分析のハイブリッドアプローチ

{Olaf Wallaart; Flavius Frasincar}
用語化ドメインオントロジーと注目ニューラルモデルを用いた、アスペクトベースセンチメント分析のハイブリッドアプローチ
要約

本研究は、レストランレビューデータに対する文単位のAspectベースの感情分析に焦点を当てる。提案手法は二段階の感情分析アルゴリズムを採用している。まず、語彙化されたドメインオントロジーを用いて感情を予測し、バックアップとして回転注目メカニズム(rotatory attention mechanism)を備えたニューラルネットワーク(LCR-Rot)を活用する。さらに、このバックアップ手法に2つの拡張を導入している。第一の拡張は、回転注目メカニズムの処理順序を逆転させたもの(LCR-Rot-inv)であり、第二の拡張は回転注目メカニズムを複数回繰り返し適用する方式(LCR-Rot-hop)である。SemEval-2015およびSemEval-2016のデータを用いた実験により、二段階手法がベースライン手法をわずかに上回ることが確認された。また、回転注目メカニズムを複数回繰り返す手法(LCR-Rot-hop)が最も優れた性能を示したことが明らかになった。

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