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クアルコムによる半導体企業買収で、テック億万長者のデイ・ウェイリーが237億円の利益見込み

18時間前

テック億万長者のダイ・ウェイリー氏が、アマルファンIPグループの買収から約237億円の利益を得る見通しとなった。この半導体会社は、今年初め以降株価が89%上昇し、月間でも18%上昇している。現在では約1800億円の評価額となっている。Qualcommによる2380億円規模の買収合意が先月中旬に発表され、今後のクローズを見據えている。 Dai氏はAlphawaveの約9600万股を所有しており、同社の2番目の大株主であるという。BloombergによるとQualcomm買収後はDai氏の純資産は約3300億円になると推定される。Forbesは2019年に彼女の推定資産を約1000億円としていた。 Dai氏は故スーター・ジャ氏の未亡人であり、彼とは1995年、マーベル・テクノロジーを共同創業した。彼女は社長兼取締役の地位にあり続け、2016年まで務めた。ジャ氏が昨年9月に亡くなった後、代役取締役として参加していたのがDai氏だった。また、故人の株式も引き継いでいる。 2018年、Dai氏はAI個人化会話検索企業のMeetKaiを共同設立。同法人の代表取締役を務めており、さらにLark HealthおよびAstrana Healthの取締役も兼任している。上海出身のDai氏は、カリフォルニア大学バークレー校のコンピューターサイエンス学位を持つ。中国では一時はプロサッカー選手の道も歩んでいたが、両親と共に米国に移住した後、ITに転向した。 Alphawaveの代表取締役を務めるDai氏は未だ公表の要請に対応しておらず、Alphawave自体も質問には反応していない。しかしながら、業界の評価は高く、特にDai氏の手腕が功を奏しているとの声がある。 アマルファンIPグループはカナダ、トロントを本拠地に置く半導体設計会社で、2021年ロンドン証券取引所への上場後は一時的に大きく評価値が上昇した。現在でも、 Qualcoomが目指す次世代通信網构筑での重要部品を供給する可能性があり、今後の成長が期待されている。

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