オーストラリアのCBA、AI導入で45人削減へ、労働組合が批判

オーストラリアの主要銀行であるシティ・オブ・オーストラリア銀行（CBA）は、2日、人工知能（AI）を活用した業務の見直しの一環として、45人の職員を解雇すると発表した。この決定は、労働組合から「労働者が経済の変化に取り残されている」との批判を受けており、雇用削減への懸念が高まっている。CBAはAIによる業務の自動化を推進し、一部の業務をAIに任せることで効率化を目指しているが、組合はこの動きが従業員の雇用を脅かしていると指摘している。