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ルメンタム、AI向けコパッケージドオプティクス向け米国製造拡大へ 高パワーレーザー生産体制を強化

1日前

Lumentumは、AI基盤の高速化を支える次世代光通信技術「コープャッケージドオプティクス(CPO)」向けの高出力レーザー生産体制を強化するため、米国での製造拠点拡大を発表した。同社はカリフォルニア州サンノゼに位置するローズオーチャードウェイ半導体工場で、高信頼性のインジウムホスファイド製高出力レーザー(UHPレーザー)の生産能力を大幅に拡大する。このレーザーは、AIデータセンターに不可欠な低消費電力・高信頼性の光ネットワーキングシステムの中心部品として採用されている。 Lumentumのマイケル・ハールストン社長兼CEOは、「この投資は、当社のレーザー・フォトニクス技術におけるリーダーシップの証であり、国内製造の強化は米国のAIインフラ供給チェーンを強化するとともに、グローバルな技術リーダーシップを支える」と強調した。 同社は長年にわたり光通信、データセンター、産業分野におけるフォトニクス技術の革新を牽引。特に、NVIDIAと協業し、AI用高性能ネットワーキング技術の開発を進めている。NVIDIAのネットワーキング部門上級副社長ギラド・シャイナー氏は、「AIがあらゆる産業を変革する中で、高効率・高信頼性な光インターフェースの需要が急増している。Lumentumのようなイノベーターと連携することで、未来のAIファクトリーに必要なエネルギー効率とネットワークの強靭性を実現できる」と述べた。 Lumentumは、ナスダック上場(コード:LITE)の世界的な光学・フォトニクス製品メーカーとして、通信網、企業ネットワーク、データセンターの基盤を支える技術を提供。世界中でR&D、製造、販売拠点を展開し、AI時代の高速・大容量データ処理を支えるインフラの構築に貢献している。

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