Googleが発表、Pixel 6a向け強制アップデートでバッテリー容量制限 - 過熱問題の解決へ
Google、Pixel 6a向けに強制アップデートを発表 GoogleのAlex Moriconi氏によると、同社は不久の将来、Pixel 6aスマートフォンの一部に対して強制的なソフトウェア更新を配信します。このアップデートにより、 Battery Gate と言われる問題の解消が期待され、バッテリーの過熱リスクが低減されることが目的となっています。しかし、一方でバッテリー容量と充電性能が400回以上の充電サイクル後に制限されることも明らかになりました。 今年初めに公開された報告では、少数のユーザーが6aデバイスが火災に見舞われた例を挙げています。また、多くの過熱の報告も確認されており、Googleが他のモデルでも同様のバッテリー問題を経験していたことを踏まえれば、今回のアクションは至極妥当なものと思われます。 2022年の発売当初、Pixel 6aのバッテリー性能は「1日の使用に十分」と評価されていました。しかし、その後、問題が浮上し、Googleは昨年末にバッテリーの最大充電量を80%に制限する機能を導入しました。これは、リチウムイオンバッテリーの特性を考慮したもので、初期段階で最大充電量を制限することで長期間のバッテリー寿命を延ばせるというメリットがあります。 影響を受けているユーザーには、Googleが来月連絡するとされています。このアップデートは必須となるため、ユーザーは受け入れる必要があります。バッテリーに問題がある場合は、以下に挙げる8つの設定を調整して状況を改善することも可能です。 【関連情報】 - Google、先月無料交換でPixel 7aのバッテリー膨張問題に対処 - 最新Samsungスマホの選択肢も要チェック 毎日の朝にトップストーリーをお届けします。『Tech Today』メールニュースをご活用ください。