Everlaw、UK・EU・カナダ市場にAIドキュメントインテリジェンス「Deep Dive」を本格導入
米国発のクラウドネイティブ訴訟・調査プラットフォーム「Everlaw」は、英国、欧州連合(EU)、カナダ市場に「EverlawAI Deep Dive」の一般提供を開始した。Deep Diveは生成型AIを活用したドキュメントインテリジェンス機能で、テロバイト規模の文書データセットに対して自然言語による質問を投げかけ、信頼性の高い出典付き回答を瞬時に提供する。この機能により、法務チームは訴訟の各段階で、対向側から提出された大量の文書の内容を迅速に把握できる。 法律専門家は、たとえば相手方の新たな文書提出や、パートナーが案件の核心問題を理解するまでの時間を短縮する必要がある場面に直面することが多い。Deep Diveは、こうした状況において数秒で要件に応じた正確な回答を提示し、リアルタイムでの意思決定を可能にする。 Everlawの開発チームは、Deep Diveを「使いやすさ」「大規模処理能力」「検証可能な回答の提供」という3つの原則に基づき設計した。実際、ハッサンズ法律事務所の上級弁護士サミュエル・マルラシュ氏は「複雑な裁判の準備において、Deep Diveは画期的な変化をもたらした。膨大なデータセットを数秒で検証でき、裁判で信頼できる証拠文書を迅速に特定できる」と評価。また、証人尋問の場面でも、関連する文書の特定に強力な支援を提供していると述べた。 Deep Diveの導入は、訴訟の全ライフサイクルにわたり戦略的インパクトをもたらす。特に、初期段階での情報収集、証拠の絞り込み、裁判準備の効率化において顕著な成果を上げている。 Everlawは2010年に設立され、カリフォルニア州オークランドを本拠地とし、ロンドン、ワシントンD.C.、ニューヨークにもオフィスを構える。FTSE250企業やシルバーサークルの全企業が信頼する。主要投資家にはアンドリーセン・ホロウィッツ、CapitalG、HIG Growth Partners、K9 Ventures、Menlo Ventures、TPG Growthなどが含まれる。
