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ClaudeAI、対話記憶機能をチーム・エンタープライズ向けにリリース 作業プロセスやクライアントニーズを自動認識

Anthropicは、Claude AIに過去の会話内容を自動で「記憶」する機能を導入した。この新機能は現在、TeamおよびEnterpriseユーザー向けに段階的に提供されており、ユーザーが明示的に指示しなくても、Claudeが前回の会話で共有された好みやプロジェクトの文脈、重要なタスクなどを自動的に把握して、応答に反映する。 前月には有料ユーザーが手動で「記憶を有効にする」と指定できる機能が提供されたが、今回のアップデートでは、ユーザーの操作なしに記憶が自動的に活用される。記憶情報はプロジェクト単位でも保持され、ProおよびTeamユーザーはアップロードしたファイルをもとに、図表やウェブデザイン、グラフィックなどの生成を継続的に行える。 同社は、記憶機能が「完全にオプトアウト可能」であると強調しており、ユーザーは設定メニューから記憶内容を確認・編集できる。Claudeは、ユーザーが「注目すべき点」と「無視すべき点」を指定することで、参照する記憶を自動調整する。 この機能は、チームの作業プロセスやクライアントのニーズといった業務関連情報に特化している。 他社の動向と比較すると、OpenAIとGoogleも既にチャット間の記憶機能を提供している。しかし、先月のニューヨーク・タイムズ報道では、ChatGPTの記憶機能導入と同時に「妄想的」とされるAIの応答が増えたとの報告があり、記憶の正確性と倫理的配慮が注目されている。 さらに、Anthropicは全ユーザー向けに「インコギニートチャット(匿名チャット)」を導入。このモードでは、会話内容が保存されず、将来的な応答にも参照されない。Googleも8月にGeminiに同様のプライベートチャット機能を提供している。 Claudeの記憶機能は、生産性の向上を狙った一方で、データの保持と誤った記憶の蓄積といったリスクも伴う。ユーザーは自身の設定で適切に制御することが求められる。

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