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NVIDIA、GPUと量子コンピュータを統合するオープンアーキテクチャ「NVQLink」を発表

NVIDIAは、GPUと量子コンピュータを緊密に統合するオープンアーキテクチャ「NVQLink™」を発表した。同技術は、ゲートウェイ・コンピュータとしてのGPUの高性能と、量子プロセッサ(QPU)の計算力を結びつけ、次世代の加速型量子スーパーコンピュータの実現を目指す。 米国エネルギー省傘下の主要国立研究施設、ブルークヘブン国立研究所、フェルミ研究所、バークレー国立研究所、ロスアラモス国立研究所、MITリンカーン研究所、オークリッジ国立研究所、パシフィックノースウェスト国立研究所、サンディア国立研究所などが共同開発に参加。これにより、17の量子プロセッサ開発企業と5つの量子コントローラー開発企業、9つの米国国立研究所がNVQLinkを活用できる環境が整った。 量子ビット(qubit)は非常に不安定で、誤り訂正や複雑なキャリブレーションが必要。これらの制御アルゴリズムは、極めて低遅延かつ高スループットな接続を介して従来型スーパーコンピュータと連携して動作しなければならない。NVQLinkは、こうした課題を解決するための統合接続基盤を提供し、量子エラーのリアルタイム対処と実用的な量子アプリケーションの実現を可能にする。 ジェンセン・アン、NVIDIACEOは「近い将来、すべてのNVIDIA GPUスーパーコンピュータが量子プロセッサと緊密に結合される。NVQLinkは、量子と古典的コンピューティングをつなぐロゼッタストーンであり、量子-GPUコンピューティング時代の幕開けを示す」と強調。 米国エネルギー長官のクリス・ライト氏も「米国の高性能計算リーダーシップを維持するには、量子加速スーパーコンピューティングへの橋渡しが不可欠。NVIDIAと国立研究所、スタートアップ、業界パートナーの連携がこの使命の中心であり、NVQLinkがその鍵となる」と述べた。 NVQLinkは、NVIDIAのCUDA-Q™ソフトウェアプラットフォームと統合され、開発者はCPU・GPUと量子プロセッサをシームレスに利用できる。量子制御、キャリブレーション、エラー訂正、ハイブリッドアプリケーション開発の分野で、産学の協働を加速する基盤となる。 参加企業には、Alice & Bob、IonQ、Quantinuum、Rigetti、Quantum Machines、QuEra、Oxford Quantum Circuits、Pasqal、Quandela、Silicon Quantum Computingなど、世界をリードする量子ハードウェアおよびコントロールシステム企業が含まれる。 NVQLinkへのアクセスは、公式ウェブページから登録可能。NVIDIA GTCワシントンD.C.でのアンCEOの基調講演では、AIと量子技術の融合が米国におけるイノベーションの未来を形作る過程が紹介されている。

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