ノードストロム、NuORDERと提携を深化 AI活用のデータ駆動型卸売戦略を強化
NuORDER by Lightspeedは、小売大手ノードストロムと戦略的提携を深化させることを発表した。この提携により、NuORDERはノードストロムの全社的なデータ連携戦略の中心的役割を果たし、商品の品揃えや顧客体験の質をさらに高める支援を行う。NuORDERは、商品情報、カテゴリー、サイズデータ、画像など、1アイテムあたり50以上のデータポイントを収集・統合するプラットフォームとして、手作業によるプロセスを削減し、商品調達サイクルを大幅に短縮している。 ノードストロムは今後、AIを活用した在庫管理や商品推薦、パーソナライズ戦略を強化する予定で、その実現に向け、NuORDERが提供するデータの精度と網羅性をさらに高める計画だ。NuORDERのバイスプレジデント兼小売部門責任者ダニエレ・フェアフィールド氏は、「数千のブランドから包括的な商品データを収集するのは時間とコストがかかるが、NuORDERはこのプロセスを簡素化し、小売業者がより迅速かつ知的判断を下せる環境を整えている」と語った。今後の提携では、データの質と幅がさらに拡充され、ノードストロムのビジネス全体で活用される可能性が高まっている。 同社のグローバルマネージャー、クリス・アクリミ氏も、「AIの活用は小売業の変革をもたらすが、その前提には正確で豊富なデータの存在が不可欠だ」と強調。AI駆動のパーソナライズ、シームレスな商談、迅速な商品供給といった機能の実現には、NuORDERが提供する統合データが不可欠と説明した。 NuORDER by Lightspeedは、2021年にLightspeedが買収したB2Bコマースプラットフォーム。現在、4,000以上のブランドと10万以上の検証済み小売業者が利用。グローバルに展開する小売・ホスピタリティ業界のデジタル化を支えている。
