アラトマン、『トゥナイトショー』でAI育児体験を告白「新生児の育児はChatGPTなしでは想像できない」
OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が、NBCの「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン」で初の深夜番組出演を果たした。同番組では、AIの活用が自身の育児に大きな役割を果たしていると語り、会話の中心に「ChatGPT」を据えた。アルトマン氏は「新生児の育児を、ChatGPTなしでどうやって乗り越えられたのか、想像もつかない」と明かした。彼は、人間が長年、AIが存在しない状態で子育てをしていたことには触れつつも、「明らかに、今は違う」と述べた。 具体的なエピソードとして、あるパーティーで他の新生児の親と会話した際、相手の6か月齢の子が「あちこち這い回っている」と話したのをきっかけに、自身の息子の発達に不安を抱いたと語った。その場でトイレに駆け込み、ChatGPTに「この状態は大丈夫?」と質問。すると、AIは「発達は正常です」と的確な回答を返し、さらに「OpenAIのCEOという立場で、周囲の高成就者に比べて息子を過剰に比較しないよう、リラックスして大丈夫」と、個人に合わせたアドバイスも加えたと説明した。 アルトマン氏は、AIが「自分を知り、状況に応じた対応」を可能にしていると強調。また、自身がAIの開発者であるがゆえに、子供の成長に過剰な期待を抱きがちになる可能性に気づかされ、AIのアドバイスが心の支えになったと語った。 番組では、ファロン自身が2人の娘を持つ父親として、育児の進み具合について共感を示し、「うちの娘は7か月で『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出ていた」とジョークを飛ばした。一方で、アルトマン氏は過去のインタビューで「未来の子どもたちは、AIが存在しない世界を知らない」と述べており、親としての視点がAI開発への新たな洞察をもたらしていることを示している。 一方、アルトマン氏は先週、社内に「コードレッド」を発令し、競合のグーグルが進めるAI開発に対抗するため、ChatGPTの強化を急務としていると報じられている。しかし、この深夜番組では、そのような課題は取り上げられず、親としてのリアルな体験とAIの日常的活用という、親しみやすいテーマが中心となった。
