DeepMind CEOが明かす「2日分の仕事」のスケジュール:深夜1時から4時までが創造の時間
グーグル・ディープマインド(DeepMind)のCEOであるデミス・ハサビス氏が、夜間を「第二の勤務日」として活用する独自の作息を明かした。英フォーチュン誌が水曜日に公開した動画インタビューで、ハサビス氏は1日6時間の睡眠を心がけ、その間を「昼間の仕事」と「夜間の創造的作業」に分けて過ごしていると語った。 「6時間は目指しているが、 unusual(異常な)睡眠習慣を持っている」と語るハサビス氏は、昼間に会議を詰め込み、帰宅後に家族との時間と夕食を過ごす。その後、午後10時頃から翌朝4時までを「第二の勤務日」として、研究や創造的な思考に集中しているという。彼はこのスケジュールを約10年間続けており、2017年のBBCラジオインタビューでも「午前4時には創造的になれないと思うが、私は午前1時ごろから活性化する」と語っている。 ハサビス氏は2010年にDeepMindを共同設立。2014年にグーグルが買収し、2023年にはグーグルブレインと統合されて「グーグル・ディープマインド」が誕生。同社はGeminiやNano BananaなどのAIツールを開発。2024年には、タンパク質構造予測の研究でジョン・ジャンパー氏とともにノーベル化学賞を受賞した。 この作息は、テック業界の創業者たちの一部と類似している。エロン・マスク氏も6時間睡眠を維持し、生産ピーク期にはテスラ工場の床で眠ったと明かしている。一方で、マーカス・ベニオフ氏は2023年に8時間の睡眠を平均としている。ハサビス氏の例は、高レベルな創造性と戦略的思考を深夜に発揮するという、一部のリーダーに共通する働き方の実例である。
