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SAP CFO「AIで開発効率飛躍向上、人件費削減も視野」

SAPの最高財務責任者(CFO)であるドミニク・アザム氏は、AIの導入が同社のソフトウェア開発効率を飛躍的に高め、人手を削減しながらも生産性を向上させると明言した。サンフランシスコで開催されたテックカンファレンスで行われたインタビューで、アザム氏は自身がAIツールを頻繁に活用していると語り、特に資料作成時の情報収集にPerplexityなどのAIチャットサービスを用いていると明かした。たとえば、「ソフトウェアが世界を食い尽くしている」というフレーズを裏付けるデータを求めると、MSCIワールド指数の28%がIT企業であるという結果が返ってきた。また、世界最大の時価総額企業の上位10社のうち9社がテック企業であり、かつてのボーダフォンがバリー・ハサウェイを抜いたことも指摘した。 SAP内部では、AIをバックオフィス業務の自動化やエンジニアリングプロセスの最適化に活用。数千人の従業員がいる後方支援部門では、AIによるタスク自動化で生産性を向上させている。また、3万以上のエンジニアを抱える同社は、AIコーディングツールを全社的に導入する「システム的変革プログラム」を推進。アザム氏は、AIが企業の自社開発能力を高める一方で、「工業系大手の素人エンジニアがAIを使う」と「SAPが体系的にAIを活用する」のどちらが優位かという議論を提起。同社の強みは、AIを戦略的に統合できる体制にあると強調した。 アザム氏は、AIの導入が「より少ない人手でより多くのコードを生産する」ことを目的としていると率直に認めた。「AIは自動化の加速器。同じ出力でも人手を減らせる。」これはSAPの今後の5年計画の柱の一つであり、生産性向上と利益率改善の鍵となる。彼は「 brutally(正直に)」と断りを入れながら、AIは「偉大なチャンスでもあれば、破滅の原因にもなり得る」と警告。他社より早く導入・実行できなければ、確実に遅れをとると強調した。AIを活かすスピードこそが、今後の競争の分かれ目だと結論づけた。

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