アブダビで世界初の完全自動運転リキシーサービスが開始——WeRideとUberが中東初の自律走行ロボタクシーを商用運行
WeRide(NASDAQ: WRD、HKEX: 0800.HK)とUber Technologies(NYSE: UBER)は、アブダビ(アラブ首長国連邦)でレベル4の完全自律型ロボタクシーの商業運行を開始した。これは中東初の完全自律型タクシーの商用運行であり、米国以外の都市でUberプラットフォーム上で同種の運行が実施された初の事例でもある。本運行は、世界初の「自律走行車専用のスマートシティインフラ」を備えるアブダビの「マスダール・シティ」を拠点に展開され、WeRideの先進的な自律走行技術とUberのグローバルな配車プラットフォームが連携して実現した。 同運行は、安全な運行を確保するため、専用の遠隔監視センターと緊急対応体制を整備。利用者はUberアプリから予約可能で、運行エリア内では運転手の不在下で自動走行が実現する。WeRideは、2023年以降、アブダビで累計100万キロ以上の自律走行テストを実施し、技術の信頼性と安全性を検証。 今回の発表は、中東地域における自動運転技術の商業化の新たな一歩と位置づけられ、今後、アブダビを拠点に、中東・北アフリカ地域への展開を加速する戦略的基盤を築く。WeRideは、2025年までに500台の自律走行車をアブダビで稼働させる計画を公表しており、同地域の交通インフラの変革に貢献する。 Uberは、2023年から中東地域での自動運転パートナーシップを強化しており、アブダビの成功を基に、今後、他の都市への展開を検討する。 両社は、安全・信頼性・持続可能性を重視した自律走行の普及を推進し、将来的に「人間の運転に依存しない移動インフラ」の実現を目指す。
