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Ovid SynthesisにAI搭載、臨床改善・研究のスピードアップを実現

ウォルターズ・クライワー・ヘルスは、臨床現場の質向上や研究活動を加速する新たなAI機能「Ovid Synthesis Expert AI」を発表した。この新機能は、臨床現場の品質改善(QI)、エビデンスベースド・ケア(EBP)、研究プロジェクトにおける課題を解決するため、ユーザーが手作業で行っていた文献レビュー、エビデンスの批判的評価、研究成果の共有などをAIによって自動化・迅速化する。同機能は、Ovid Synthesisプラットフォームのオプションとして提供され、医療従事者や研究者がより迅速かつ正確に業務を進められるよう支援する。 同社のヘルスリサーチ部門上級副社長であるラファエル・シディ氏は、「医療機関は資源不足の中で成果を出す圧力にさらされており、よりスマートで迅速な働き方が求められている」と述べ、Expert AIが手作業による負担やメンターの遅延フィードバック、ワークフローの断片化といった課題を解消すると強調した。これにより、チームはより戦略的な取り組みや患者ケアに時間を割けるようになる。 モンテフィオ・エイズンメディカルセンターのナース研究責任者ウンア・T・ホプキンス氏も、「AIにより文献検索やエビデンス評価にかかる時間が数分に短縮され、看護師がベッドサイドに集中できるようになる」と実践的な効果を評価した。 Ovid Synthesis Expert AIは、医療図書館員や臨床現場の専門家からのフィードバックを基に開発され、エビデンスの質のばらつきや学術的執筆のハードルを低くする。また、AIは信頼できるコンテンツをもとに意思決定を支援し、研究の透明性と学術的厳密性を維持する。同機能は、ウォルターズ・クライワーが長年培った専門知識とAI技術を統合した「Expert AI」プラットフォームの上に構築されており、医療機関の学習文化と質の継続的向上を支える戦略的ツールとして位置づけられている。 2024年時点で、同社は世界180カ国以上で事業を展開し、年間売上高59億ユーロを達成。Ovid Synthesis Expert AIの導入は、医療現場の効率化と質の向上に向けた重要な一歩とされる。

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