BigBear.ai、Ask Sageの買収を発表 国防向けセキュアAIプラットフォームを強化
BigBear.ai Holdings, Inc.(NYSE: BBAI)は2025年第三四半期の財務結果を発表し、国防・国家安全分野に特化した生成AIプラットフォーム「Ask Sage」の買収を正式に発表した。同社のケビン・マクリーナンCEOは、Ask Sageが政府機関や規制の厳しい分野で1万6000以上のチーム、10万人以上のユーザーを擁し、既に本格的に運用されていると強調。この買収により、BigBear.aiはソフトウェア、データ、ミッションサービスを統合したセキュアなAIプラットフォームの構築を目指す。マクリーナン氏は、「市場が求めていた、安全で統合されたAI環境を実現する」と語り、国防産業基盤や境界管理分野におけるAI活用の可能性が今後も高まると見通している。買収は2025年第四四半期末から2026年第一四半期にかけて完了予定で、2025年度の財務結果には影響しないと説明した。 財務面では、2025年第三四半期の売上高は3,314万ドル(前年同期4,150万ドル)で、収益は2,521万ドルの黒字を記録。しかし、9か月累計では2億8,808万ドルの純損失を計上。主な要因は、2025年6月に発生した7,060万ドルのGoodwill減損損失、およびデリバティブの公正価値変動による1億4,296万ドルの損失。EBITDAは696万ドルの黒字、調整後EBITDAは940万ドルの赤字と、収益構造の改善に課題が残る状況。2025年通期の見通しは維持しており、政府の閉鎖による遅延を除けば、国防・境界管理分野での需要は堅調と判断している。 同社は、AIを活用した意思決定支援技術のリーダーとして、政府・軍事分野への貢献を重視。今後もM&A戦略を通じた成長を推進する方針。
