セムラッシュ、ChatGPTに公式アプリを提供へ リアルタイムSEOデータをワンクリックで活用
セムラッシュ(Semrush)が、ChatGPT内に公式アプリをリリースし、ユーザーが直接同社のマーケティングデータにアクセスできる仕組みを提供した。この統合により、SEO担当者やマーケター、分析担当者は、ChatGPTのインターフェース内でリアルタイムのセムラッシュデータとインテリジェンスを活用できる。アプリの利用には、一度の認証で済み、セムラッシュのプロプライエタリーデータに即座にアクセス可能。作業の切り替えが不要となり、日常の業務プロセスが大幅に効率化される。 セムラッシュの製品責任者ヴィタリ・オビシエンコ氏は、「マーケターはデータとスピードで勝負する。今、迅速に大量のデータからインサイトを抽出し、次のアクションを決める必要がある。このアプリにより、ユーザーはChatGPT上で企業レベルのインテリジェンスをシンプルなプロンプトで活用できる。AI最適化、SEO、競合分析のスピードと明確性が飛躍的に向上する」と強調した。 このアプリは、セムラッシュが開発したOpenAI Apps SDKおよびModel Context Protocol(MCP)インフラの成熟を反映しており、開発者の手を介さず、スクリプトやAPIの手動設定なしに、セムラッシュのデータを安全にChatGPTと連携できる。チームはAPIクエリ、レポートの自動生成、AI駆動のワークフロー構築を、ChatGPTとOpenAI Agent Builderを活用して実現できる。 すでにSEO、コンテンツ戦略、競合分析の現場で実用的な活用事例が生まれている。IndeedのSEOプロダクトマネージャー、ガス・ペロジア氏は、「セムラッシュのChatGPTアプリにより、任意のドメインやサブドメイン、フォルダレベルでの企業レベルの検索可視性分析が可能になった。大規模サイトや業界全体の可視性を俯瞰できる画期的なツールだ」と評価した。 本アプリは、セムラッシュのEnterprise、EDU、Business、Pro、Plusプランのユーザーが利用可能。地域によっては提供が限定される場合がある。詳細は公式ドキュメントで確認可能。 セムラッシュは、マーケティングのあらゆる分野——SEO、広告、コンテンツ、SNS、競合分析——で、グローバルな企業が成果を測定できるオンライン可視性管理SaaSとして、ボストンを拠点に世界10カ所以上にオフィスを展開している。
