Workato、企業向けAIエージェント用の初のMCPプラットフォームを発表
Workatoは、企業向けAIエージェントの実行を安全かつ効率的に可能にする「Workato Enterprise Model Context Protocol(MCP)」を発表した。これは業界初の完全管理型、コンポーザブルなMCPプラットフォームで、企業のアプリケーションや業務プロセスを迅速にAIエージェントが利用可能な「スキル」として提供する。従来のオープンソースMCPサーバーはセキュリティやアクセス制御、ガバナンスに欠け、企業環境での運用に不向きだったが、Workatoはこれを解決する。 同プラットフォームは、ChatGPT、Claude、Amazon Q、Cursor、Google Geminiなど、主要AIエージェントと即時連携可能。IT部門はID管理、アクセス制御、監査ログ、環境分離などを統合的に管理でき、AIエージェントが不正なデータにアクセスするリスクを回避。また、1万2000以上の接続機能と90万件のコミュニティレシピを活用し、既存の業務プロセスを再利用可能。 アトラシアン、ボックス、アマゾンウェブサービス(AWS)、アンソニープなどと提携し、JiraやConfluence、BoxコンテンツなどにおけるAIによる自律的業務実行を実現。人事部門では候補者のオファー確定から入社手続きまでをAIが自動化。マーケティングでは、過去の取引データやカスタマーコール分析から自動でメールテンプレートを生成。 WorkatoのCTOアダム・セリグマン氏は、「MCPは期待されるが、実際の業務に活かすには課題が多かった。Workato Enterprise MCPは、企業の前後方業務をAIに接続し、安全かつスケーラブルに実業務を遂行できる唯一のソリューション」と強調。 米国・フランスなど12,000社以上が利用する同社のプラットフォームは、AIエージェントを本格的に企業の基幹業務に組み込む「エージェント企業(Agentic Enterprise)」の実現を後押し。 Workato Enterprise MCPは現在、開発者向けサンドボックスとデモを提供中。企業は即座にAIによる業務自動化を開始できる。
