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18か月かけて遺産整理を経験し、AIと人間が協働する新サービスを立ち上げた女性の挑戦

アレクサンドラ・ミスールさんは、友人の母親の遺産整理を手伝った経験から、18か月、900時間もの時間を費やした。その苦労をきっかけに、遺産整理を支援する企業「アリックス」を立ち上げた。ミスールさんはミネソタ州で育ち、引っ越し初日に近所の住人がパイを持って訪ねてきたことを思い出す。その家の娘であるキャロルの娘カティが、今も親友だ。キャロルが亡くなった際、カティの家で葬儀に参列した際、冷蔵庫に貼られた「やることリスト」に目を留めた。その一覧には、遺産整理に必要な作業が列挙されていた。ミスールさんは「何でもやるよ」と約束したが、実際には予想をはるかに上回る労力と時間が必要だった。 彼女が気づいたのは、遺言や信託があるからといって、遺産整理が簡単になるわけではないことだ。多くの人が遺言を書いておらず、また、書いたとしても更新を怠っている。遺言は地図のようなものだが、実際に移動するには燃料を補給し、車を動かし、準備を整える必要がある。計画は重要だが、最終的に「旅」を成し遂げるのは人間の責任だ。 遺産整理は、多くの人が無知なまま過ごす領域だ。多くの人が「遺産整理」という言葉さえ知らない。アリックスは、この分野の初のウィキペディア記事作成にも携わっている。平均的な家庭が遺産を整理するには3万ドル(約500万円)の費用と、長期間を要する。一方で、今後15年間で100兆ドル規模の資産移転が予想されているというのに、多くの人が自分の親の資産状況を把握していない。 ミスールさんは、遺産整理のプロセスが「点対点」の作業に過ぎず、弁護士や税理士など複数の専門家に連絡を取る必要があることに驚いた。そこで、アリックスではAIと人間のチームが連携し、郵便物の処理、請求書の確認、書類のスキャン、生命保険の手続き、冷蔵庫の片付け、家電の電源管理、Netflixの解約、金融機関への連絡、ケーブルボックスの返却、書類の提出など、すべての業務をワンストップでサポートしている。 家族はアプリや電話・メール・メッセージで24時間いつでも連絡可能。ミスールさんは、カティを手伝った際に「返信がなかなかもらえなかった」ことに苦しんだため、こうした対応の迅速性を重視している。アリックスは、高額資産家が持つ家族オフィスのような支援体制を、一般家庭にも提供している。また、年末年始は家族で資産の所在を共有する好機だと提言。お金の話は悲しみと重なりやすく、親は子に話しづらいが、今こそ話し始めるべきだ。

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