AMDのリサ・スーCEOがAI需要の加速を強調、第1四半期の見通しは下方修正
AMDのリサ・スーディレクターは、業績見通しの弱さについて説明し、先進チップへの需要が依然として加速していると強調した。同社は2024年第四四半期の業績を発表したが、市場予想を上回ったものの、第1四半期の見通し(98億ドル、±3億ドル)が予想を下回ったことで、株価は13%急落した。しかしスーディレクターはCNBCの「Squawk on the Street」に出演し、「AIの成長ペースは、私が予想していた以上に加速している」と語った。特に過去2~3カ月間でデータセンター向けの需要が顕著に増加しており、企業のAI導入に伴う計算リソース需要が供給を上回っていると指摘した。 スーディレクターは、AMDのデータセンター事業が第4四半期から第1四半期にかけて急拡大しており、CPUの需要は「爆発的に伸びている」と述べた。これは、企業がAI基盤の構築を急いでいることに起因する。また、前四半期にOpenAIやOracleとの大規模な提携を発表したこともあり、業界全体の期待は高まっていた。だが、こうした背景にもかかわらず、見通しの鈍さが市場の失望を招いた。 一方で、スーディレクターは第2四半期以降に「転換点」を迎えると予測。新開発の統合型サーバースケールAIシステム「Helios」の出荷開始が進んでおり、計画通りに進んでいると明言した。この発表は、AMDがAI時代の基盤技術を牽引する戦略を着実に推進していることを示しており、長期的な成長余地を示唆している。
