Meta、VR会議アプリ「Horizon Workrooms」の独立版を終了へ
Metaは、企業向け仮想現実(VR)会議ツール「Horizon Workrooms」の単体アプリの提供を終了すると発表した。同社は11月15日のブログ投稿で、2月16日以降、Workroomsへのアクセスが不可能となり、その後すべてのユーザーデータが削除されるとしている。 Workroomsは2021年にリリースされ、リモートチームがVR空間で共同作業できるようにするためのプラットフォームとして、Metaのメタバース戦略の柱の一つだった。しかし、同社のVR部門「Reality Labs」では、約1万5千人の社員のうち10%から15%に相当する人員削減が予定されており、今回の決定はその一環である。2020年以降、メタバース開発に約700億ドルを投じたが、収益化に失敗し、継続的な赤字が続いていた。 Metaは戦略の転換を進め、資金と人的資源をAI開発に集中させている。同社CTOは昨年、内部メモで「2025年は自身の役職にとって最も重要な年」と指摘しており、事業の再編が加速している。 一方で、MetaはHorizonのマネージドサービスの販売を2月20日をもって終了するものの、顧客サポートは2030年まで継続するとしている。また、Horizonの基盤は今後、より広範な生産性ツールやソーシャル機能を統合したプラットフォームとして進化する予定だ。 Workroomsの終了は、Metaがメタバースへの投資を縮小し、実用性と持続可能性を重視した戦略転換を示すものだ。
