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Anthropic、3000億ドル超のIPO準備へ OpenAIとの上場競争が本格化

AIスタートアップのアンソニック(Anthropic)が、来年中に実施される可能性のある史上最大級の初公開(IPO)に向けて準備を進めていることが、フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道で明らかになった。同社は、チャットボット「Claude」を開発したことで知られ、現在、弁護士法人ウィルソン・ソンシン・グッドリッチ&ロサティ(Wilson Sonsini Goodrich & Rosati)と協力してIPOの準備を進めているとされる。この法律事務所はグーグルやリンクトイン、ライフトなどの著名なテック企業のIPOを手がけてきた実績を持つ。 アンソニックのドゥアリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)率いる同社は、現在、3000億ドルを超える評価額を狙う私募資金調達を検討しており、マイクロソフトとNVIDIAが合わせて150億ドルを出資する意向を示していると報じられている。また、主要投資銀行とのIPOに関する話し合いも行われているが、現段階ではまだ初期段階で非公式との見方が強い。 もし実現すれば、アンソニックはチャットGPTを開発するOpenAIと並ぶ形で、AI分野のIPO競争に参入する。一方で、OpenAIもIPOを検討しているとされるが、同社の最高財務責任者は「短期的な上場は検討していない」と明言しており、10月に66億ドルを調達する株式売却を実施したものの、現時点では上場の意思決定はされていない。 アンソニックは、AIインフラの拡充にも積極的に取り組んでおり、テキサス州とニューヨーク州に合計500億ドル規模のデータセンター建設を発表。国際的な人材採用も3倍に拡大している。また、前年にはアーバンAirbnbの元幹部であるクリシュナ・ラオ氏を招聘し、IPO経験を活かす体制を整えている。 一方、アンソニックの広報担当は「大規模な企業では、上場を前提とした運営は一般的な慣行」とし、上場の時期や意思決定について「現時点で何の決定も下されていない」と述べている。投資家は同社の将来性に期待を寄せているが、AI企業の多くが赤字を計上する中、市場の反応が注目される。

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