Picsart、クリエイターが AI エージェントを「雇用」できるマーケットプレイスを導入
AI 搭載デザインプラットフォーム Picsart が、クリエイター向けの AI エージェントマーケットプレイスを正式にローンチしました。この新機能により、ユーザーは画像のサイズ調整や SNS 投稿のリミックス、Shopify 店舗の写真編集など、特定のタスクを遂行する AI アシスタントを「雇用」して作業を自動化できます。 Picsart は現在、世界で 1 億 3,000 万人以上のユーザーを擁し、Z 世代を中心にコンテンツクリエーターや SNS マネージャーに支持されています。2021 年にユニコーン企業として成長した後、同社は AI 機能の強化を通じて市場での競争力を維持しており、今度の市場放出は、個人アシスタントのような機能を備えた「エージェント AI」への需要が高まっている現状と合致しています。 ピクサートの創業者兼 CEO、ホヴハンネス・アボヤン氏は、従来クリエイターがワークフローの全てを実行するオペレーターに縛られていたと指摘し、AI エージェントは方向性を決定し、エージェントがデータに基づいて計画を実行する新しい関係性を築くと述べました。当初は 4 つの専用エージェントが提供されます。「Flair」は Shopify と連携し、市場動向を分析して製品の改善や写真の統一性を提案するビジネス支援機能を有し、将来的には A/B テストの実行も可能になります。「Resize Pro」は、AI によるフレームの生成拡張機能を搭載し、SNS の推奨サイズに合わせて画質を損なわずにリサイズします。「Remix」は「ヴィンテージ」や「サイバーパンク」などのスタイルを指定して画像コレクション全体を編集する機能を提供し、「Swap」は背景の一括変更を可能にします。 これらのエージェントは、WhatsApp や Telegram といったユーザーが日常的に利用しているメッセンジャーアプリとも連携し、場所を選ばず対話しながら業務を進められるよう設計されています。また、AI の誤作動や意図しない操作を防ぐため、ユーザーは「自律性レベル」を設定し、重要なアクション前に承認が必要なモードを選べる仕組みも用意されています。利用には有料プランがほぼ必須で、月額約 10 ドルからのサブスクリプションで高度な機能やクレジットが増量されます。
