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アルibabaのAIスマートグラス、価格でメタを下回るが表示性能に課題

中国の電子商取引大手、アリババが開発した「クォークAIスマートグラス」が、メタの「レイバンディスプレイ」を価格面で上回る競争力を見せている。アリババは7月に同製品を発表し、現在、価格を正式に公表。同製品は660ドル(約10万円)で販売され、メタのレイバンディスプレイ(800ドル)より140ドルも安価だ。予約販売は10月24日から開始され、出荷は12月を予定している。 両製品とも、カメラ、音声アシスタント、コンピュータビジョン機能を備えた非表示型スマートグラスの機能を引き継ぎつつ、レンズ内にディスプレイを搭載。しかし、メタ製品がフルカラーで明るく鮮明な表示を実現しているのに対し、クォークAIはモノクロ(マトリックス風の緑色)表示にとどまる。現時点では画質や明るさの詳細は不明だが、色の欠如はナビゲーションなどでの視認性に影響を及ぼす可能性がある。 アリババの提携ECプラットフォーム「ティーマール」のページでは、通話、翻訳、情報検索など、実用的な活用例が紹介されている。価格が大きな選択基準となる一般ユーザーにとっては、アリババの製品が強いインパクトを持つ。 ただし、製品体験の完成度ではメタが依然として優位。同社の「ニューラルバンド」は指の動きでグラスを操作でき、他社製品にはない直感的な操作性を提供している。アリババや中国のRokidなど、中国企業のスマートグラスは価格面で優位だが、ディスプレイ品質や音声アシスタント、UIの洗練度ではまだメタに差を付けられている。 スマートグラス市場は急速に競争が激化しており、アリババがメタの地位を脅かすかは不明だが、ユーザーにはより多様な選択肢と価格帯が、今後ますます広がる見通しである。

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