GoogleがGemini搭載のスマートホーム新製品を発表、カメラやスピーカー、アプリが一新され、2026年春に発売予定。
Googleは、AIプラットフォーム「Gemini for Home」を搭載した新製品ラインナップを発表し、2K解像度対応のネストカメラとドアベルを発売開始した。新製品は、ネストカムインテリア2K(99.99ドル)、ネストカムアウトドア2K(149.99ドル)、およびワイヤードネストドアベル2K(179.99ドル)の3機種。これらは、2015年発売の初代ネストカム以来、初めてAI最適化のハードウェアとして設計された製品群で、2024年10月1日からグーグルストアおよび主要小売店で販売開始。特にアウトドアカメラは視野角を130度から152度に拡大し、ドアベルは145度から166度へと広がり、1:1のアスペクト比を採用。すべての機種が2K HDR映像、広角レンズ、フルカラー低照度撮影に対応。6倍デジタルズームに加え、「アラートトリガーに自動ズーム」機能が追加され、人やペットの動きを自動で追尾して拡大表示可能。 これらの高解像度映像は、Gemini for HomeのAI分析に活用され、従来の「動物がリビングに出現」といった単純なアラートから、「犬がおもちゃ箱から飛び出す」といった自然言語による詳細なAI生成テキスト説明へと進化。この機能は「ホームブリーフ」としてGoogleホームアプリに統合され、1日の活動を要約して通知を減らす。また、「アスクホーム」チャットボットにより、音声またはテキストで「昨夜のドライブウェイにスカンクはいたか?」といった動画検索も可能。これらの高機能は、Google Home Premium(旧Nest Aware)の上位プラン「Advanced」(月額20ドル)で利用可能。 アプリも大幅刷新。旧Nestアプリと統合され、3つのタブ(ホーム・アクティビティ・オートメーション)に簡素化。スワイプ操作や条件付き・一度限りの自動化編集が可能になり、AIとの対話体験が向上。また、Google Homeスピーカーも新登場。Gemini for Home専用設計で、自然な会話に対応。光リングによる視覚フィードバックや、マイクミュートスイッチ、2台同時接続による家庭用サウンドシステム対応も実装。2026年春に発売予定(米国・カナダ・欧州など)。 プライバシーとサステナビリティにも配慮。すべてのカメラは暗号化映像、2段階認証、映像再生時の緑色LEDを標準搭載。素材にはリサイクル材を活用し、塗装を排除。包装も100%プラスチックフリー。新製品は、2024年10月から米国・カナダ・英国・オーストラリアなど5カ国でGemini for Home機能を提供し、他の地域は2026年初頭に順次展開予定。Googleは、AIが「トランザクショナル」な制御から「協調的」な暮らしを支える「実用的なスマートホーム」への転換を実現したと強調している。
