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Meta、AI投資の拡大で株価下落 3Q決算から分かった5つの核心事項

メタの第3四半期決算発表は、投資家からの評価を下回った。決算発表後の取引でメタ株は約9%下落した。売上高は512億4000万ドルと予想を上回ったが、159億ドルの特別税負担、利益予想の未達、そしてAIへの巨額投資が将来の収益にどう影響するかという懸念が株価を押し下げた。以下は主なポイント。 AIインフラへの巨額投資 メタは2024年中に700億~720億ドルをインフラ整備に投じると予想。2026年は2025年よりさらに支出が増える見込み。CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は「新しい能力を構築している」と強調し、単なるコスト削減ではなく、将来の競争優位性を確保するための「本気の投資」だと説明。人材費も2026年には経費増の第2位に。AI専門家や優先分野の技術者を多数採用しており、「計算力と人材」がAI優位性の鍵とされた。 リアリティラボの赤字縮小も限界 リアリティラボ(VRハードウェア・メタバース部門)は前四半期比で赤字がわずかに縮小したものの、44億3000万ドルの営業損失を計上。売上高は4億7000万ドル。年末商戦に向けたQuestヘッドセットの在庫補充で一時的に売上が伸びたが、新型モデルの未発表による「頭打ち」が懸念された。一方、AIグラスの売上は第4四半期に大幅増が見込まれる。 特別税負担の影響と将来の見通し 159億ドルの特別税負担は、トランプ政権下で成立した「ワン・ビューティフル・ビール法」による米国連邦税控除の見直しに起因。非現金の損失だが、将来の現金税負担は大幅に低下すると見込まれる。税負担率は今後14%程度まで低下する見通し。この調整により、AIインフラ投資を長期的に継続可能になる。 AIがエンゲージメントを押し上げる AI推奨アルゴリズムの進化により、Facebookでの利用時間は5%、Threadsは10%、Instagramの動画視聴は30%以上増加。Reelsの年間収益は500億ドルを超えた。AI生成コンテンツの増加に伴い、推薦システムの効果がさらに高まると予想。広告側ではAI音楽などもパフォーマンス向上に貢献。 AIグラスが急成長の兆し メタのAIグラス(レイバン・ディスプレイ、オークリー製)は発売48時間で店舗完売。デモ予約は来月まで埋まっている。ザッカーバーグ氏は「主な用途はAI機能になりつつある」とし、デバイス販売だけでなく、サービス収益も期待できると述べた。初期の採用はテック愛好家に限られるが、市場の反応は好意的。

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