MITO AI、450万ドル調達でAI映像制作プラットフォームをローンチ
MITO AIは、映像制作向けのAIプラットフォームを展開するスタートアップ。同社は、ライトスピード・ベンチャーパートナーズ主導で450万ドルの前調達資金を調達し、来週の発表を前に約200人のベータパートナーによるテストを終えた。創業者のイニャキ・ベルエンゲル、アラントサ・バルシア、ダニー・サルタレンらが率いるMITO AIは、映像制作の全工程を統合的に支援する「AIネイティブなプロジェクト管理ツール」を提供する。このプラットフォームは、ストーリーボード作成、AIアセット生成、コラボレーション、編集までを「無限のキャンバス」上で一括管理。Runway、Veo 3、ComfyUI、Pikaなど、テキスト、画像、音声、動画生成AIとの連携を実現しており、実写とAI生成を組み合わせたハイブリッド制作も可能だ。 同社の特徴は、AIがリアルタイムでクリエイティブなアクションを実行する「AIディレクター」機能や、コメント、資産共有、スタイル統一のための参照グループ機能。さらに、視覚効果、カメラアングル、照明、色調など制作の細部までAIで支援するツール群を備え、制作コストやライセンス管理も含めた包括的サポートを提供する。 MITOは、単なるツール開発にとどまらず、自社の「MITO Films」というスタジオ部門でコンテンツ制作も手がける。既に複数の映像プロジェクトを実施しており、ユーザーの作品を紹介する専用ページも提供。価格戦略は、ベータ段階でのフィードバックをもとに検討中。競合としてはAdobeやFLORA(4200万ドル調達)などがあり、AI動画市場は急成長中。MITOは、2026年Q1の正式リリースを目指しており、AIがもたらす「マルチプレイヤー映像制作」の新時代を牽引する構えだ。
