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4ヶ月前
OpenAI
組織

AI自動化の成功ポイントを可視化するScribe、13億ドル評価で資金調達

AIによる業務自動化の効果を実感するための鍵は、業務の「現実」を正確に把握すること——。Scribeは、この課題に応えるため、1.3億ドルのPost-money valuation(後期評価額)を達成し、7500万ドルのSeries C資金を調達した。この資金は、同社の新製品「Scribe Optimize」の拡大に使われる。Scribe Optimizeは、企業内の全部門で実際に行われている業務プロセスを可視化し、AIや自動化が本当に効果を発揮する領域を明確に示すプラットフォームだ。多くの企業がAI導入に前向きだが、実際には「何を先に自動化すべきか」が分からず、無駄な投資に終わるケースが多い。Scribeは、従来のヒアリングやワークショップに頼る方法の遅さと不完全さを問題視。Scribe Optimizeは、ユーザーの作業行動をリアルタイムで収集・分析し、1つのダッシュボードで「何を」「どれくらいの頻度で」「どのくらいの時間」行っているかを可視化する。これにより、AI導入の優先順位を科学的に判断できる。 Scribeは2019年にJennifer Smith(CEO)とAaron Podoln(CTO)が設立。当初はGenAIブームの前で、業務の自動記録に特化した「Scribe Capture」を提供。ブラウザ拡張機能やデスクトップアプリで、ユーザーが業務を実行する様子をスクリーンショットとテキストで自動記録。これにより、新入社員のオンボーディングを40%高速化し、1人あたり月に35~42時間の作業時間を削減できると実績がある。現在までに1000万以上の業務プロセスを記録し、Fortune 500企業の94%が利用。7万8000以上の組織が有料ユーザー。ユーザーは「上司の指示ではなく、自分たちが便利だと感じて使う」ことが特徴で、組織内での自然な拡散が進んでいる。 資金調達はStepStoneがリードし、Amplify Partners、Redpoint Ventures、Tiger Globalなど既存投資家も参加。同社は過去1年間で売上を2倍以上に伸ばし、前回調達時から評価額が5倍に上昇。現在120人の社員を抱え、今後12か月で2倍の規模拡大を計画。米国に加え、英国、カナダ、オーストラリア、欧州が主要市場。AIが本当に価値を生む場所を「見える化」するScribeのアプローチは、AI投資の失敗を防ぐ実用的な道筋を示している。

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