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インシリコとリリー、AI創薬で共同研究契約 100億円超の報酬枠を設定

AIを活用した新薬開発のリーディングカンパニー、インシリコ・メディスン(Insilico Medicine)は、製薬大手リリー(Eli Lilly)と研究・ライセンス提携を締結した。両社は、インシリコの先進的な「Pharma.AI」プラットフォームとリリーの疾患研究・開発ノウハウを統合し、革新的な治療薬の共同発見・開発を推進する。提携に基づき、インシリコは自社の検証済みAIプラットフォームと豊富な新薬開発経験を活用し、合意されたターゲットに対して候補化合物の生成・設計・最適化を実施。成功に応じて、初期支払い、マイルストーン報酬、および商品化後の売上に応じた段階的ロイヤルティを含む総額1億ドルを超える報酬がインシリコに支払われる。 インシリコの創立者兼共同CEOアレクサンダー・ズバーロンコフ博士は、「リリーは医療イノベーションに尽力する世界有数の製薬企業。これまでのソフトウェアライセンス協力に加え、今回の拡大提携は、当社のAI駆動型新薬開発能力の信頼性を裏付けるものだ」と強調。両社の連携により、世界の未解決の医療ニーズに応える画期的治療法の開発が加速するとしている。 この提携は、2023年のAIソフトウェアライセンス契約を起点に発展した関係の深化を示す。インシリコは、AIと自動化技術を活用し、従来3~6年かかる前臨床段階の新薬開発を大幅に短縮。2021年から2024年の間に20件の前臨床候補(PCC)を登録。平均で12~18か月の開発期間、各プログラムで60~200種の分子を合成・評価するという効率性を実現。対象疾患は線維化、がん、免疫疾患、疼痛、肥満・代謝疾患など。また、Pharma.AIは医薬分野にとどまらず、先進材料、農業、栄養食品、獣医療分野への応用も展開中。

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