Bluesky、カスタムフィード構築アプリ「Attie」で AI 展開
Bluesky 社は 2024 年 5 月の Atmosphere コンファレンスにおいて、AI を活用した新アプリ「Attie」を発表しました。これは同社の公式 SNS アプリではなく、AT プロトコル上で動作するスタンドアロンの AI ツールです。Attie は、ユーザーが自然言語で指示を出すだけで、好みの投稿をキュレーションするカスタムフィードを自動生成することを可能にします。バックエンドには Anthropic の Claude が採用されており、Bluesky の登録情報を通じてユーザーの嗜好を即座に学習します。この機能により、ユーザーはコードを記述せずとも、自分だけのアルゴリズムやフィードを自由自在に設計できます。Bluesky の暫定 CEO、Toni Schneider 氏は、AI はプラットフォームの利益のためではなく、ユーザーの利益のために使われるべきだと強調しました。同アプリは現在、コンファレンス参加者を対象に初期ベータ版として提供されており、将来的にはユーザーが独自のソーシャルアプリをコーディングできるよう拡張される予定です。また、Bluesky 社の元 CEO であり現 chief innovation officer の Jay Graber 氏が率いるチームが開発に携わっており、彼女は AI がプラットフォームの維持時間を延ばすために使われる現状に対し、オープンなプロトコルによって権限をユーザーに戻すことを目指しています。資金面では、Bluesky は前年のラウンドで 1 億ドルの追加資金を調達し、これにより 3 年以上の運営期間が確保されたため、開発環境の安定性が保証されました。同社は暗号通貨との統合は行わず、代わりにサブスクリプションやコミュニティホスティングなど、WordPress のエコシステムのように分散型で多様なサービスが共存する収益モデルの確立を検討しています。現在 4,340 万人のユーザーを擁する Bluesky は、プライバシー機能の強化と新たな収益化手法の開発に向けた長期的な挑戦に注力する方針です。
