Microsoft Edge、Copilot風UIで大改修へ
Microsoftは、自社のWebブラウザ「Microsoft Edge」にCopilotを基盤とした一新されたUIを段階的に導入する準備を進めている。同社は、開発用のCanary版とDev版のEdgeで、Copilotアプリと同一のデザイン言語を採用した新しいUIをテストしており、その変更内容は大きく、設定メニュー、コンテキストメニュー、新規タブページがすべて刷新されている。デザインには丸みを帯びた角、Copilotで採用されているカラーパレットとフォントが採用されており、全体的により洗練された見た目となっている。 この変更は、Edgeの「Copilotモード」とは独立しており、Copilotのデザイン言語そのものをブラウザ全体に統合する動きである。Microsoft AI最高責任者であるMustafa Suleyman氏は、過去に「新たなブラウザを作らない」と明言しており、「これは単一の統合体験となる」と述べていた。つまり、EdgeはAI機能を強化するプラットフォームとして進化するという戦略である。 Copilotのデザインは、Microsoftが2024年にInflection AIのチームを買収した後に刷新されたもので、従来のFluentデザインとは大きく異なり、より直感的で感情的なインターフェースを特徴とする。このデザインは、Inflection AIが開発していたPi AIアシスタントとほぼ同一であるとされている。 この変更により、Edgeは現在よりもAI中心の体験へと進化することが期待される。また、このデザイン言語は将来的にMicrosoftの他のウェブサービスや、Windows OSそのものにも展開される可能性がある。Microsoftは、AIとの統合を深めるための設計哲学を一貫して推進しており、Edgeの刷新はその一環として注目されている。
