WorkBoard、AIエージェントで1H売上30%増、欧州市場も好調に
WorkBoardは、1H(第1四半期)に記録的な成長を達成し、AIエージェントの活用やWorkday・Microsoftとの戦略提携が成長の原動力となった。年間比で売上は30%増、第2四半期は四半期比で50%増加。新規顧客の40%が欧州からのもので、テクノロジー、医療、金融、小売、エネルギー業界の29社がWorkBoardAIを導入。多くの企業がMicrosoft Viva Goalsから移行している。 既存顧客からの拡張売上は45%を占め、特に第2四半期にQuantive社を買収した影響で、40の主要企業がWorkBoardAIプラットフォームに移行。これにより、世界で最も信頼される企業戦略実行・OKR(目標と成果)プラットフォームとしての地位を強化した。 企業はWorkBoardAIを戦略実行の「記録システム」として活用。戦略の整合性、進捗管理、意思決定のスピードアップを実現。8x8のSam WilsonCEOは、「9四半期にわたる売上減少から回復できたのは、WorkBoardAIの標準化による組織統合と変革の推進があったからだ」と語った。 AIエージェントの導入も進展。4月にリリースされた「Chief of Staff AIエージェント」と「Leadership Coach AIエージェント」は、75%の顧客が導入。1次・中間管理職の利用は週間で50%増加。これらのエージェントは、戦略、組織構造、チーム・個人目標、SalesforceやTeams、Jiraなどのデータを統合し、マネージャーの目標に応じた支援を提供。単なるチャットボットではなく、業務全体の文脈を把握した高度な支援が可能。 Workdayとの連携により、企業の戦略(OKR)と人材管理(HCM)が連動。WorkdayのAIマーケットプレイスにエージェントが登録され、今後のAIエージェントのスケーラビリティとガバナンスを強化。また、Microsoft Copilotとの連携も実現。Word、Excel、PowerPoint、OutlookにOKRを統合し、Satya Nadella氏が登壇するMicrosoft Buildのキーノートでも紹介された。 WorkBoardAIは、3M、アストラゼネカ、ボーイング、Cisco、Capital One、Unilever、Workdayなど世界の大手企業が採用。AIを活用した戦略実行の効率化とマネージャーのパフォーマンス向上を支援する。投資家にはソフトバンク、アンドリーセン・ホロウィッツ、M12(マイクロソフトベンチャーファンド)、Workday Venturesなどがいる。本社はシリコンバレー、米国・欧州・インドに拠点を持つ。
