マスク、xAIの組織再編を発表 Grokシリーズとマクロハードの開発体制が刷新
イーロン・マスク氏は、自身が率いる人工知能企業「xAI」の組織再編を、火曜日夜の全社ミーティングで発表した。この会議の動画は後にX(旧Twitter)に公開され、マスク氏と同社幹部が、xAIの4つの主要製品のリーダーシップ体制を明らかにした。その製品は、主力の「Grok」および「Grok Voice」、コード生成向けの「Grok Code」、画像生成の「Grok Imagine」、そして白領業務の自動化を目指す「Macrohard」プロジェクトである。 マスク氏はXに投稿し、「数日前に組織の再編が行われた。企業が急速に成長する中で、構造は生き物のように進化しなければならない」と説明。同時に、「一部のメンバーとの別れも避けがたかった。今後の活動を心から応援したい」とも述べた。この発表は、同社共同創業者であるトニー・ウー氏とジミー・バ氏が退任した直後に行われた。その後、複数の従業員がSNSで退職を報告しており、組織内の人事調整が進んでいたことが明らかになった。 複数の関係者によると、過去数カ月間、マスク氏は「Grok Imagine」と「Macrohard」の進捗に不満を示しており、特にMacrohardチームの一部メンバーが削減された。また、数週間前には、ウー氏と共同創業者グオドン・チャン氏のチーム再編も行われており、構造の見直しが継続していたとされる。 この再編は、スペースXがxAIを先週買収した直後に行われた。内部資料によると、両社は今年中に初公開(IPO)を視野に入れて準備を進めている。同社の再編は、急速な成長と技術実現のスピードを高めるための戦略的措置として位置づけられている。xAIのスポークスパーソンは、コメントを控えている。
