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OpenAI、開発者向けプラットフォームとして本格参戦——App Store風ディレクトリとSDKで競争力強化

OpenAIが次世代のテクノロジープラットフォームを目指す中、開発者層への浸透が鍵となっている。Devpostのビジネス開発責任者であるリチャード・マービー氏は、サンフランシスコで開催されたOpenAIのDevDayを取材し、同社が開発者コミュニティに与える影響について語った。マービー氏によれば、OpenAIは生成AIの初期消費者製品で世界を変える功績を持ち、GitHub Copilotの基盤にもなったが、まだ開発者からの「信頼」と「エンゲージメント」を完全に獲得したわけではない。 彼は、開発者にとってOpenAIの魅力は、コード生成、バグ修正、機能開発といった実務での即効性にあると指摘。AIが開発スピードを飛躍的に高めるため、開発者とその組織は早急に導入を進めたいと感じている。特に、新しく登場したAIアプリストア(App Directory)やSDK、AIコーディングエージェントといった新機能は、開発者が自らのツールを構築し、ユーザーに届け、収益を得られるプラットフォーム構築の兆しと評価している。 一方で、開発者には課題も存在する。競争が激化する中、複数のAIツールを管理し、最新のベンチマークやセキュリティ要件に対応するのは困難。また、どのプラットフォームに全投資するかという戦略的ジレンマに直面している。こうした状況下で、ハッカソンは開発者が実践的にツールを試し、フィードバックを提供する重要な場となっている。 マービー氏は、OpenAIがAppleやGoogleのOS(iOS、Android)と同レベルで競合するという比較は誤りだと指摘。OpenAIの狙いは「デバイス」ではなく「会話」そのものをプラットフォーム化する、次世代の「対話型オペレーティングシステム」の構築にあると説明。これは、端末に依存しない開発者コミュニティを育てるという新たな挑戦だ。 DevDayで印象に残ったのは、ジョニー・アイヴ氏の発言。「なぜ、新しい技術を古いインターフェースで動かすのか?」という問いかけ。これは、AIの未来が「対話」に移行するというビジョンを象徴しており、マービー氏もその可能性に強い期待を寄せている。

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