マスク側、メタの買収文書開示を阻止へ OpenAIの訴訟資料入手を巡り法廷に申し立て
エロン・マスク氏の弁護士団が、米国連邦裁判所に提出した書類によると、マスク氏側は、チャットGPTを運営するOpenAIがMeta Platforms社から過去の974億ドル規模のOpenAI資産買収提案に関する文書を入手することを阻止するよう、裁判官に求めている。この訴訟は、マスク氏がOpenAIの設立に貢献したものの、同社の方向性やAI開発の透明性に疑問を呈し、2023年に同社を提訴したことを背景に展開されている。弁護士団は、Metaとの取引関係に関する文書が、OpenAIの内部戦略やマスク氏の役割に関する誤解を招く可能性があるとして、情報開示を制限する必要性を主張している。一方で、OpenAIは、これらの文書が企業の運営に関する重要な証拠であり、裁判の公正な審理に不可欠だと反論している。この件は、AI分野における企業間の権利・責任の境界をめぐる法的対立の典型例とされ、業界全体の注目を集めている。
