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AIで作業半減、社内秘匿のソフトエンジニアが告白「20時間勤務で済ませていた」

オハイオ州の小さな屋根工事業界でソフトウェアエンジニアとして働いていたノア・オルセン氏は、約2年間、上司に内緒でAIを活用して仕事の半分を代行していた。彼はCursorやClaude CodeといったAIツールにタスクをコピー&ペーストし、自動生成されたコードや文書をそのまま提出。これにより、週40時間の勤務を20時間程度に削減し、残りの時間はRedditやYouTubeの閲覧に費やしていた。 この行動は、AIの導入が進む中で生じる「技術的曖昧さ」の象徴だ。多くの企業がAIを導入し始めた段階で、先んじて活用できる従業員は「アービトラージ機会」を得ている。AIコンサルタントのグレン・ホッパー氏は、「AIを使えば完璧なレポートやスプレッドシートが瞬時に作れる。誰も気づかないほど自然に見える」と指摘する。 KPMGとメルボルン大学が2024年11月から2025年1月にかけて実施した世界規模の調査では、従業員の57%がAIを非透明な形で使用しており、AI生成物を自分の成果として提出する事例も報告されている。AIによる生産性の向上は顕著で、Clockwise社のCEOマット・マーティン氏は「エンジニアのプロトタイピング作業は、まさに一変した」と語る。McKinseyの調査では、現行のAIエージェントが米国労働時間の約57%を代替可能と推定している。 しかし、AIは「幻覚( hallucination )」を起こす可能性があるため、出力内容の検証は不可欠。Argentum AIのアンドリュー・ソブコCEOは「いずれはAIの効果が広がり、差が縮まる」と予測する。現状、約2/3の企業がAIの導入を実験段階にとどめている。大手企業(年間売上50億ドル以上)は中小企業よりもAIを業務に組み込みつつある。 HRコンサルタントのダン・カプラン氏は、企業がAIによる生産性向上を「表彰すべき成果」として評価すべきだと提言。オルセン氏は、AI専門の新入社員がチームに加わり、彼の「効率化」が共有された後、追加業務を命じられ、9月に退職。現在は中国を経て、欧州のフリーランスで働いている。彼は「先端企業でなければ、AIで効率化は可能だが、この状態は長くは続かない」と語っている。

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