ベネイとパンジャーブ銀行、AIで金融包摂を拡大へ
英国を拠点とするAI駆動型行動分析企業、Begini Ltd.は、パキスタンのバンク・オブ・パンジャブ(BOP)と提携し、大規模な金融包摂の実現に向けた画期的なパートナーシップを発表した。この連携は、従来の金融システムにアクセスできない数百万もの人々に公正な信用機会を提供することを目指しており、AIと行動分析技術を活用した包括的金融サービスの拡大を推進する。 これまでの共同プロジェクトを踏まえ、両社はBeginiの独自行動分析プラットフォームをさらに進化させる。BOPが持つ豊富な地域データと金融分野の専門知識を組み合わせることで、信用リスクの予測精度を高め、従来の数値中心の評価にとらわれない、人間らしさを重視した信用判断の実現を目指す。今後は、多言語対応、文化的適合性の強化、アルゴリズムバイアスの低減といったローカライズされたイノベーションを推進。地域ごとの多様な借り手の実情を反映した、公平で持続可能な評価体制の構築が進む。 この強化されたソリューションは、BOPにとどまらず、他の銀行や非銀行金融機関(NBFIs)にも提供され、金融業界全体の責任ある、人間中心の信用評価の拡大を可能にする。 BeginiのCEO、ジェームズ・ヒューム氏は「革新的な技術とスケーラビリティが、人間のニーズと結びついたとき、真の金融包摂が実現する。BOPとの提携により、長年にわたり機会から遠ざけられてきた数百万の人の人生を変えることができる」と語った。 バンク・オブ・パンジャブのザファル・マスード社長兼CEOは「真の金融包摂は、数字を超えた人の理解から始まる。Beginiとの提携は、AIと行動科学を活用して、従来排除されてきた人々に信用機会を提供するという当行のコミットメントを表している。データの知見と共感を融合させることで、パキスタンと周辺地域における包括的銀行の新たな基準を築く」と強調した。 Beginiは、AIと行動科学を「善の力」として活用し、金融機関がより安全かつ公平に多くの人々にサービスを届けることを使命としている。この提携は、技術のスケーラビリティと人間性の両立が可能であることを実証する一歩となっている。
