米国、英国向けテック貿易協定交渉を一時停止へ 進展の遅さが要因と報じられる
米国が英国との技術貿易協定交渉を一時停止した。英フィナンシャル・タイムズ紙が10月15日報じたところによると、ワシントンの当局者が協議の進捗に不満を抱いたことが原因。この「テクノロジー繁栄協定」は、ドナルド・トランプ大統領が9月の英国訪問中に発表した包括的な協定で、人工知能(AI)、核融合、量子コンピューティングなどの分野での両国間連携を促進することを目的としていた。当時、トランプ氏は「両国が次世代技術革命を共にリードする」と強調。英国のキール・スターマー首相も「英米関係に世代的な飛躍をもたらす」と評価し、経済成長、安全保障、地域活性化の機会を約束した。 しかし、英紙報道によると、先週、米国が交渉を一時停止。複数の英国当局者を引用して、米国側が進捗の遅さに不満を示したと伝えた。米国側の動機については明言されていないが、協定の実現に向けた調整の速度に満足できなかったとみられる。 この報道に対し、英国政府の広報担当者はCNBCに対し、「英米の特別関係は依然として強く、英国はこの協定が両国の勤労者に実質的な機会をもたらすよう確実に進める意向だ」と述べた。協定の最終的な実現可能性は依然として不透明だが、英米間の戦略的パートナーシップの重要性は揺るがない。
