AIが創出した新規細胞透過性環状ペプチドを実現——1910、マルチモーダルAIモデル「PEGASUS™」を発表
1910社が、細胞透過性を持つ新規のマクロサイクルペプチドを設計・予測するマルチモーダルAIモデル「PEGASUS™」の開発を発表した。同社はAIネイティブなバイオテックとして、小分子および大分子医薬品の創出を推進しており、今回の成果は医学化学ジャーナル(Journal of Medicinal Chemistry)に掲載された。PEGASUS™は、従来のモデルでは達成が困難とされていた、2つ以上の極性または電荷を持つ構造を有するマクロサイクルペプチドの設計に成功。その結果、初めて、これらの複雑な構造を有しながらもin vitro条件下で細胞内への透過性を示すペプチドが創出された。この成果は、従来、細胞膜透過性が極めて低いとされる多極性分子の創薬可能性を大きく拡張するものであり、タンパク質間相互作用を標的にする新薬開発における新たな道を開く。1910社は、AIを基盤にした独自の創薬プラットフォームを構築し、従来の手法では困難なターゲットに対する治療薬の探索を加速している。
