AIで酵素設計と標的薬剤開発を革新、Ridge Biotechnologiesが2500万ドルのシード資金を調達
カリフォルニア州パロアルト発 — リッジバイオテクノロジーズ(Ridge Biotechnologies、以下Ridge Bio)が、秘密開発(ステルス)から脱し、2500万ドルのシード資金調達を完了した。この資金調達は過剰応募となり、サッターヒル・ベンチャーズ(SHV)が主導し、オーバーラップ・ホールディングスらも参加した。Ridge Bioは、次世代の精密医薬品を実現するため、AIを活用した酵素設計と標的薬物設計に特化した企業として注目されている。 同社の独自プラットフォームは、高スループットで細胞フリーの実験データを基に構築された機械学習モデルを駆使。これにより、従来のアプローチに比べて迅速かつ高精度に、効果的で安全な薬物候補を設計できるとしている。特に、タンパク質の機能や反応メカニズムを深く理解し、特定の疾患ターゲットに特化した分子を創出する能力が強みだ。 サッターヒル・ベンチャーズは、Ridge Bioの初期段階から支援を続けてきたエンタープライズ・ベンチャーキャピタルとして、その技術的ビジョンと潜在能力に高い信頼を寄せている。同社は、AIと実験科学の融合によって、創薬の効率と精度を飛躍的に向上させ、難治性疾患の治療法開発を加速する狙いを持っている。 Ridge Biotechnologiesは、AI駆動の生命科学分野における新たなベンチャーの代表例として、今後の研究開発の動向に注目が集まっている。
