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Ant International、AIセキュリティ強化ツール「AI SHIELD」を発表—リスク低減90%を実現

アントインターナショナルが、金融分野におけるAIのセキュリティを強化する新ツール「AI SHIELD」を正式発表した。このツールは、不正アクセスやデータ漏洩といったAIサービスの脆弱性を90%削減するとしており、開発から運用に至るまでの全工程でセキュリティを確保する「AIセキュリティDocker」を核に据えている。2024年には1兆ドル以上の国際取引をAIで処理しており、同社はAIを支払い処理のあらゆる段階に統合している。 AI SHIELDは、AIによるバイアスやセキュリティリスク、倫理的問題といった本質的な不確実性に対応する。欧州未来研究ジャーナルの調査によると、AI関連のトラブルによる年間潜在的損失は最大570億ドルに上る。一方で、LLMの導入は進むものの、AIセキュリティ対策に自信を持つ企業はわずか5%にとどまる。 AIセキュリティDockerは、不正な操作や不適切な意思決定を防ぐため、AIが不正に委任された業務(例:支払い承認)を安全に制御。特に、AIエージェントの過剰な自動化がもたらすリスクに備え、信頼性を確保する仕組みとなっている。この仕組みにより、アントインターナショナルが提供するAlipay+、Antom、Bettr、WorldFirstなどのサービスが、全取引ライフサイクルで守られる。 また、香港のAlipayHKとマレーシアのTNG eWalletとの「デジタルウォレットガーディアンパートナーシップ」を通じて、国際的なウォレットセキュリティの強化を推進。2025年9月にリリースされた「Alipay+ EasySafePay 360」は、デジタルウォレットのアカウント乗っ取りを90%削減する効果を発揮している。 アントインターナショナルのリスクマネジメント・サイバーセキュリティ担当マネージャー、張天一氏は「信頼できるAIはFinAIの進化を決定づける。AI自体を活用しながら、業界と連携して安全なフレームワークを構築する必要がある」と強調。また、Googleなどと協力し、AIエージェントによる支払いのルールを定めた「Agent Payments Protocol(AP2)」の共同発起者としても活動。2025年6月にリリースした「Alipay+ GenAI Cockpit」では、フィンテック企業やスーパーアプリがカスタムAIエージェントを構築できるプラットフォームを提供している。 アントインターナショナルは、アジア・ヨーロッパ・中東・ラテンアメリカを拠点に、金融機関や中小企業のデジタル化を支援するグローバルなテックファイナンスプラットフォームとして、AIを活用した安全で持続可能な金融サービスの提供を推進している。

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