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Pearl、パノラマレントゲン向けAI診断機能にFDA承認取得—虫歯・歯根周囲病変・智歯のリアルタイム検出が可能に

Pearlが、パノラマレントゲン画像におけるAI診断機能のFDA承認を取得し、歯科診断の精度と効率を飛躍的に向上させた。同社は、米国食品医薬品局(FDA)から、パノラマX線画像上で虫歯、根尖性病変、第三大臼歯の埋伏をリアルタイムで検出・強調するAI技術について510(k)承認を獲得した。これは、世界で最も広く使用されている外部撮影用歯科レントゲン画像に対応する初めてのFDA認可であり、Pearlの「Second Opinion®」プラットフォームが、米国および国際市場のユーザーに提供されるようになった。 パノラマレントゲンは、全身の口腔・顔面構造を一度に把握できる利点がある一方で、歪みや複雑な解剖構造のため、診断の正確性が難しく、臨床現場での読み取りには大きな負担が伴う。PearlのAIは、こうした課題を克服するため、複数の臨床試験を実施。特に、マルチリーダー・マルチケース(MRMC)研究において、AIが虫歯や根尖性病変、埋伏歯の検出率を統計的に有意に向上させることを実証した。性別、地域、撮影機器の種類に関わらず、安定した性能を維持しており、バイアスのない診断支援が可能であることが確認された。 Pearlの創業者兼CEOであるオフィール・タンツ氏は、「パノラマレントゲンは放射線量が少ないため、世界的に普及が進んでいますが、その解釈は依然として難易度が高いため、AIによる明確な可視化は患者理解の促進にもつながります」と強調。今後、AIの活用が歯科レントゲン診断の標準化に貢献することが期待される。 この承認により、Pearlはビティウィング、パーリアピカル、パノラマ、CBCTを含む、すべての主要な歯科画像モダリティに対応する世界で最も包括的なFDA認可AIプラットフォームとしての地位を確立した。Second Opinionは、単体ソフトウェアだけでなく、多数の画像処理システムや診療所管理システムとネイティブ連携可能で、既存の臨床ワークフローへのスムーズな導入が可能だ。 Pearlは2019年に設立され、120か国で規制承認を取得。AIを活用して歯科医師の診断精度を高め、患者とのコミュニケーションを改善することで、世界の歯科医療の質を革新する使命を掲げている。

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