XcellとCultureがAI連携で細胞療法の品質を飛躍的に向上
Xcell BiosciencesとCulture Biosciencesが共同で、AIと機械学習を活用した細胞療法の品質向上に向けた協業を発表した。この提携により、Xcell Biosciencesが提供するcGMP対応の細胞療法製造プラットフォーム「AVATAR™ Foundry」に、Culture Biosciencesのクラウドネイティブ分析ソフト「Console™」が統合される。これにより、細胞培養中の温度、酸素濃度、pH、プロセスデータなどをリアルタイムで収集・分析し、遠隔から細胞療法の性能を監視・最適化できるようになる。 従来の細胞療法開発は固定されたプロトコルに依存しがちだったが、患者由来の細胞は個体差があり、最適な代謝環境や成長時間、栄養要件も異なる。両社の協業により、AIと機械学習を活用した多変量分析によって、個別化された精密な開発・製造が可能となり、治療効果の向上につながると期待されている。 Xcell Biosciencesの共同創業者兼CSOであるジェームズ・リン博士は、「細胞は患者によって異なるため、柔軟かつ予測可能なアプローチが不可欠だ」と強調。Culture Biosciencesのクリス・ウィリアムズCEOも、「リアルタイムでのパフォーマンス調整が可能になり、細胞療法分野に画期的な変化をもたらす」と述べた。 今後、AVATAR Foundryにはさらに多数のセンサーを搭載し、より豊富なデータを収集・分析する体制を構築する予定。これにより、開発者に治療プロセスの深層理解を提供し、効果的で安全な細胞療法の開発を加速する。Xcell Biosciencesは、AVATAR Foundryのベータプログラムの参加者を募っており、詳細は公式サイトで確認可能。
