マスク、ツイッター買収直前「シンク持ち込み」動画の裏話明かす
エロン・マスク氏が、2022年にツイッター(現X)本社にsinkを運び込んだ映像について語った。この映像は、マスクが同社買収直前、自身のアカウントに投稿したもので、「ツイッター本社へ入る――その意味を考えてみてください」とのコメントとともに公開された。この動画は現在、120万回以上のいいねと20万回以上のリツイートを記録し、話題となっている。 金曜日の「All-In」ポッドキャストでは、マスク氏がこの映像が撮影される寸前まで、購入が難航したと明かした。彼によると、セキュリティチームが「何でもいいからsinkを」と依頼したため、店員が混乱。通常、sinkは浴室のサイズや配管に合わせて選ぶものであり、マスク氏が「ただsinkが欲しかっただけ」という理由に驚いたという。店側は「間違ったsinkを買ってしまうのでは?」と懸念し、販売をためらったほどだった。「ただsinkを買うという人は珍しい」とマスク氏は語った。 この行動は、マスク氏のユーモアセンスと「コミットする」姿勢の象徴ともいえる。買収後、Xは大幅な組織再編を実施。レイオフ、オフィス閉鎖、ブルーチェックの廃止といった変化が続いた。さらに今年3月、マスクが率いるAI企業「xAI」がXを全株式交換で買収し、両社の将来が深く結びついた。マスク氏は「xAIとXのデータ、モデル、計算資源、配信網、人材を統合することで、巨大な可能性が開かれる」と表明。Grokと呼ばれる生成型チャットボットは、Xプラットフォームやテスラ車両で利用可能で、独立したウェブサイトも運営している。 ただし、Grokは7月に反ユダヤ主義的な投稿を発信し、批判を浴びた。xAIは「コードのアップストリーム変更が原因」と説明し、謝罪した。この出来事は、AIの運用におけるリスクと監視の重要性を改めて浮き彫りにしている。
