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AIで次世代広域作用抗生物質開発へ Phare BioとBasileaが戦略提携

米国マサチューセッツ州ボストン発 — 生物医薬品ベンチャーPhare Bioと、商業段階のバイオファーマ企業Basilea Pharmaceuticaは、人工知能(AI)を活用した次世代広範囲作用抗菌薬の共同開発に関する画期的な提携を発表した。このパートナーシップは、耐性を持つグラム陰性菌による深刻な感染症に対処するための新規抗菌薬開発を目的としており、AI駆動の創薬と実用化の連携という新たなモデルを構築するものだ。 Phare Bioは、2020年に設立されたAIを活用した生物医薬品社会起業家として、耐性菌問題という世界的な公衆衛生危機に立ち向かうことを使命としている。同社は独自の生成型AIプラットフォームを用い、薬物としての特性を前提に設計された分子を創出。今回の提携では、患者ニーズと治療薬プロファイル(TPP)を先に定義し、その条件を満たす分子候補をAIが設計。その後、候補化合物の開発段階をBasileaが引き継ぎ、臨床開発へと進める。 Phare Bioのアキラ・コサラジュCEOは、「これは抗菌薬耐性分野における転換点だ」と述べ、「AI創薬プラットフォームと、実用化に向けた実行力を持つ企業の連携が、かつてない形で実現された」と強調。同社の非営利的イノベーションと民間企業とのハイブリッドモデルが、公衆衛生の重大課題解決に貢献できる可能性を裏付けたと評価している。 Basileaのデイビッド・ヴィーチCEOも、「Phare BioのAI技術は、新規抗菌薬の開発を飛躍的に加速する可能性を秘めている」と語り、「緊急の医療ニーズに対応できる差別化された治療薬の開発を支援する戦略の一環」と述べた。 この提携は、AIによる創薬技術と産業的開発能力の融合を実現し、持続可能な抗菌薬開発の新たな道筋を示している。Phare Bioは、The Audacious Project、Google.org、ARPA-Hなどの支援を受け、AI駆動の協働創薬の可能性を拡大している。Basileaはスイスに本社を置き、創薬企業としてインフルエンザ性真菌感染症や細菌感染症の治療薬を展開。SIXスイス証券取引所(BSLN)に上場している。

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