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自動車業界向けの新収益モデルでNetcrackerがTMフォーラム賞を受賞

4日前

Netcracker Technologyは、トヨタ、ボーダフォン、NTTデータなどのパートナー企業と協力し、自動車業界向けの革新的な収益モデルを実現したプロジェクトで、TMフォーラムの「Moonshot Catalyst Award」を受賞した。このプロジェクトは、自動車OEMが接続車両や自動運転車の高度なアプリケーションを展開する際の複雑な技術的・ビジネス的課題に取り組むもので、スマートなネットワークリソースへのシームレスなアクセスと標準化されたAPIを活用し、アプリケーションの導入を加速し、コストを削減する仕組みを構築した。 Moonshot Catalystは、TMフォーラムの技術プロジェクトの中で最も高い評価を受けるもので、革新性と業界への影響力が求められる。今回のプロジェクトでは、Netcrackerの次世代クラウドソリューションが、トヨタの自動車アプリ、ボーダフォンのProcure & Connectプラットフォーム、NTTデータの5Gスライシングを統合し、エンドツーエンドの収益化を可能にした。 また、GenAIを活用したパートナーのオンボーディングや、料金・請求の調整などの機能も提供され、効率的な運用改善やユーザー1人当たりの平均収益(ARPU)の3~5%の向上、低遅延接続サービスの収益化、サービス展開の加速、車両の安全性向上、ルーティング最適化によるCO₂排出削減などの成果が確認された。 TMフォーラムのイノベーション担当上級副社長アーロン・ボアズマン=パテル氏は、「このプロジェクトは、先進技術を扱う自動車業界だけでなく、医療やスマートファクトリー、拡張現実(AR)など他の業界にも応用可能な価値を持つ」と評価。 NetcrackerのCTOボブ・ティトス氏は、「エッジコンピューティングとシームレスな接続は、次世代車両サービスの可能性を高め、自動車メーカーと全体のエコシステムに新たなイノベーションと収益機会をもたらす」と語った。 Netcrackerは、NECグループの一員として、サービスプロバイダーがデジタル経済で成功するためのソリューションとサービスを提供している。30年以上にわたり、イノベーティブな技術と実績ある導入能力をもって、顧客の成長と利益向上を支援している。

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