「Rust言語で再構築:Codex CLIの安定性・セキュリティ・パフォーマンス向上へ」
Codex CLI、Rust ベースの新版に移行 Codex CLI の発表以来、約1か月間、皆様からのエキサイトメント、フィードバック、そして貢献に感謝しております。Codex CLI とチャット機能を持つ ChatGPT1 を利用して開発されてきたすべての皆様からお声を聞き、大変喜んでいます。 特別に感謝したいのは、Pull Request を開設し CLI の改良に尽力してくれた貢献者の皆さんです。バグ修正から新機能の追加まで、皆様と協力して共に開発を進められたことはとても素晴らしい経験でした。現在、私たちが特に注力している主なテーマは、プラットフォームの互換性、セキュリティ、パフォーマンス、拡張性の向上です。 そのため Codex CLI の再構築が進められており、言語としては Rust 上での実装を選択しました。本日から試すことが可能で、使用方法は次の通りです。 sh cargo install --git https://github.com/openai/codex rust-cli TypeScript 開発者の方々には「なぜそんなことを?」との疑問も浮かぶかと思います。理由はいたってシンプルで、最適なツールを使用することで、プロジェクトの質を引き上げたいと考えているのです。Terminal UIは React-based ink2 を使用した魅力的なデザインで、容易にイテレーションができましたが、本質的には“エージェント”ハーネス、つまりモデルをループ呼出しする役割が本プロジェクトの中心です。 したがって、ソフトウエアの各部分の効率化のために、特に以下の点を改善することを目指しています。 - 速度と反応時間の向上 - セキュリティの強化 - 継続的な更新とサポート TypeScript の実装版では引き続きバグ-fix が行われいますが、Rust 版との完全な同等化を今後数週間で目指します。中期的には TypeScript と Python などの言語が Codex CLI プロジェクトにもたらす価値について、さらにアップデートをお届け予定です。 もしRust 開発、codex-cli の貢献、新たなエージェント型コーディングの開発が興味深いと思った方は、弊社にお気軽にお問い合わせください。メール: [email protected] 新版 Codex CLI についてのご意見やアドバイスをぜひお聞かせください。ご協力のおかけで、新版 Codex CLI がデフォルトの選択肢となるよう尽力します。楽しいコーディングを! 1: https://openai.com/index/introducing-codex/ 2: https://github.com/vadimdemedes/ink