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GitHub、AIコーディングエージェント統合の「エージェントHQ」を正式公開

6日前

GitHubが複数のAIコーディングエージェントを統合する新機能「Agent HQ」を正式リリースした。これにより、開発者はGitHub Copilotに加え、OpenAIのCodex、AnthropicのClaude、GoogleのJules、xAI、CognitionのDevinといった第三者のAIエージェントもGitHub内から利用可能になる。GitHub Copilotの有料プランユーザーは、新設された「ミッションコントロール」ダッシュボードで、複数のAIエージェントを一元管理・監視できるようになる。 GitHubのCOO、Kyle Daigle氏はThe Vergeに対し、「新たなAIコントロール機能により、GitHub上でのすべてのエージェント利用に統合的な管理プラットフォームを提供している」と説明。開発者は同じタスクを複数のエージェントが並列で処理し、結果を比較・選択できる。これにより、最適な出力を得る柔軟性が高まる。 リリースに先立ち、GitHubはVS Code Insidersプログラムに参加するCopilot Pro Plusユーザーに、OpenAIのCodexを事前提供。また、開発プロセスの効率化を図る新機能も導入。VS Codeに「Plan Mode」を追加し、Copilotがタスクの実行前に段階的な作業計画を自動生成。その後、AIエージェントが計画に基づいてコードを生成する仕組みだ。 さらに、コードレビュー機能をCopilotに統合。AIはCodeQLなどの静的解析ツールにアクセスし、コードの品質やセキュリティリスクを事前に評価した上で、開発者に提出する。これにより、AI生成コードの信頼性が飛躍的に向上する。 GitHubの動きは、AIエージェントを「開発のパートナー」として位置づける戦略の一環。企業や個人開発者が複数のAIツールを統合的に活用できる環境を提供することで、開発の生産性と品質の両立を目指している。

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