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AIスタートアップ『Thinking Machines Lab』共同創業者アンドリュー・トルロッハがメタへ移籍

5日前

AIスタートアップ「Thinking Machines Lab」の共同創業者であるアンドリュー・トゥルロッホ氏が、Metaへ移籍することが明らかになった。同社は元OpenAIのCTO・ミラ・ムラティ氏が率いるAI企業で、トゥルロッホ氏の離脱は同社にとって大きな動きとなる。 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたところによると、トゥルロッホ氏は金曜日に社内メッセージを通じて退職を発表。同社の広報担当者は、トゥルロッホ氏が「個人的な理由により、別の道を歩むことにした」と確認している。 2023年8月、WSJはマーク・ザッカーバーグ氏がAI分野での急速な人材獲得を進める中、Thinking Machines Labの買収を試みたと報じた。買収交渉が失敗した後、ザッカーバーグ氏はトゥルロッホ氏を引き込むため、6年以上にわたり最大15億ドル(約2300億円)の報酬を提示したと伝えられた。ただし、当時Meta側はこの報道を「事実無根で非現実的」と否定していた。 トゥルロッホ氏は、OpenAIやフェイスブックのAI研究グループ(FAIR)で長年活躍し、AI分野の実務家として高い評価を受けている。彼のMeta移籍は、MetaがAI分野で強化を図る動きの一環とみられ、特に大規模モデルの開発や実用化における人材戦略の重要性を改めて浮き彫りにしている。

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